「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」
気づけば口ぐせのように出てしまう言葉。
家庭では母として、妻として。
職場では責任ある立場として。
そんなふうに役割を抱えていると
つい自分の気持ちを後回しにしてしまいます。
誰かの期待に応えようと頑張る
「こうしなきゃ」と無理してがんばる。
「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込む。
真面目で頑張り屋な人ほど
このパターンに陥りやすいんです。
でもそれを続けていると、心も体もいつか悲鳴を上げてしまいます。
実際、サロンの現場でも
「体の不調の奥に、心の我慢が隠れている」
ケースをよく見かけます。

「ちゃんと」って誰の基準?
ここで少し立ち止まってみてください。
- ちゃんとするって
誰から見ての「ちゃんと」? - しっかりするって
どんな基準の「しっかり」?
よく考えると、答えはとても曖昧。
自分で勝手に基準を作って
それに縛られてしまっていることが多いんです。
大切なのは「正直でいること」
本当に必要なのは
完璧に「ちゃんと」することではありません。
それよりも 自分の心に正直でいること。
たとえ不器用でも、遠回りでも
自分の気持ちを大事にしていいんです。
「誰かの期待に応えるため」ではなく
「自分が心地よくいられるため」に
毎日を選んでみませんか?

あなたの人生は、あなたが主役
私たちはつい「家族のため」「仕事のため」と
脇役のようにふるまってしまいがちですが
本当は違います。
あなたの人生は、あなたが主役。
誰かのためだけに生きる必要はないんです。
まずは一日の中で
「これ、ほんとはイヤだったな」
「これ、ほんとは嬉しかったな」と思うことを
ひとつ書き出してみてください。
それだけでも
自分の気持ちを取り戻す第一歩になりますよ。
「ちゃんとしなきゃ」と自分を縛るより、心に正直に。
その積み重ねが、心も体も軽くして
これからの毎日をもっと楽しくしてくれます。