一生枯れないための「引き算」の養生 —— 頑張る手を止めて、自分を慈しむ知恵

更年期に差し掛かり
心や体に予期せぬ「揺らぎ」を感じると
私たちはつい焦ってしまいます。

「何か良いサプリはないかな?」
「もっと新しい健康法を試さなきゃ」

と、つい「足すこと」ばかり
考えてしまいがち。

でも、一度深呼吸して
立ち止まってみてください。

あなたはこれまで
家族のため
仕事のため
そして周りの誰かのために

もう十分すぎるほど頑張ってきました。

更年期の不調は
わがままな体が起こす
困ったトラブルではありません。

「もうそろそろ
自分を一番に大切にしてあげて」

そんな、健気な体からの
切実なラブコールなのです。

東洋医学では
更年期を生命エネルギーの
貯蔵庫である「腎(じん)」が
少しずつ目減りしていく時期と考えます。

例えるなら
「人生の予備バッテリー」を
大切に使うフェーズに入った
ということ。

この時期に一番大切なのは
頑張って何かを足すことではなく

今のエネルギーをこれ以上
漏らさないための「引き算」です。

  • 気の進まないお付き合い
  • 「ちゃんとしなきゃ」という完璧主義
  • ついつい夜更かししてしまう習慣

これらを一つずつ
勇気を持って手放してみませんか?

そして、空いた時間に
「質の良い睡眠」を自分に
プレゼントしてあげてください。

ぐっすり眠ること。

それこそが
減りゆくバッテリーを充電する
何よりの贅沢で最高の養生なのです。

「栄養のあるものを食べなきゃ!」
と思っても

その「受付窓口」である
「脾(お腹)」が疲れ果てていては
せっかくの栄養も素通りしてしまいます。

窓口が閉まっているのに
外から荷物(栄養)を
どんどん投げ込んでも

お家(体)の中は片付きませんよね。

まずは、温かいものを口にして
一口ずつよく噛んで

お腹を「いつもお疲れ様」と
労わってあげること。

窓口である「脾」が整って初めて
あなたの体は内側からみずみずしい
「潤い」を吸収できるようになります。

自分をすり減らす毎日を卒業して
内側からゆっくりと満たしていく。

それが、何年経っても枯れない
しなやかな体への第一歩です。

まずは今日
「やらなくていいこと」を
一つだけ見つけてみませんか?