更年期の代名詞?ホットフラッシュの実は…

体のこと

「これってホットフラッシュ?」という不安

サロンにいらっしゃるお客様からよくいただく質問があります。
それは…

「これってホットフラッシュなんでしょうか?」
「これから始まると思うと怖いんです」

更年期の代名詞とも言われるホットフラッシュ。
急に顔が熱くなる、汗が吹き出す…
そんなイメージが先行していますよね。

でも、実は 更年期=ホットフラッシュ ではないんです。

アンケートから見えたリアルな実態

先日、サロンのインスタでフォロワーさんにアンケートを行いました。
結果はこんな感じでした。

  • 汗がダラダラ出る … 25%
  • 汗は出ないけど急に暑くなる … 50%
  • 全然感じない … 25%

一般的には「更年期女性の5〜7割が経験する」と言われています。

ただ、私のフォロワーさんは更年期の悩みを抱える方が多いので
やや高めの数字になったのだと思います。

つまり、必ずしも全員が経験するわけではない ということです。

出る・出ないの差はどこから?

ホットフラッシュが出やすいかどうかは
いくつかの要因が関わっています。

  • 体質やホルモンバランスの差
  • 生活習慣(食事・運動・睡眠)
  • 精神的なストレス
  • 性格的な部分(緊張しやすさ、感受性の高さなど)

「なんで私だけこんなにひどいの?」と悩む方もいらっしゃいますが
実はこれはとても個人差が大きい症状なんです。

ホットフラッシュをやわらげる工夫

完全に止めることは難しくても、「ラクに過ごす工夫」はいろいろあります。

  • 深呼吸や呼吸法で自律神経を落ち着ける
  • カフェインやアルコールを控える
  • 汗をかいても安心できる服装、タオルを常備する
  • 冷たい飲み物で一気に体を冷やすより、常温の水をこまめに飲む
  • 就寝時は首元を冷やすクールタオルを準備
  • 適度な運動(ウォーキングやストレッチ)で体温調整力を高める

こうした「ちょっとした準備」があるだけで、不安やストレスはぐっと減ります。

「ホットフラッシュ=更年期」ではない

ホットフラッシュは更年期の代表的な症状ですが
決して「更年期そのもの」ではありません。

出る人もいれば、出ない人もいる。
強い人もいれば、ほとんど気にならない人もいる。

大切なのは、必要以上に不安にならないこと

「私もそうなるかも…」と怯えるより
「なったらこう対処すればいい」と準備しておく。
それだけで安心感が違います。

工夫次第でラクにできる

ホットフラッシュは更年期の代名詞のように思われがちですが
実際には経験しない人もたくさんいます。

出る・出ないには個人差があり
生活習慣やストレス、体質も関係しています。

そして、たとえ起きても「工夫次第でラクにできる」ことはたくさんあります。

更年期は不安を抱える時期でもありますが
正しく知って備えることで、安心して過ごせるようになります。