一生枯れないための「引き算」の養生

腎を慈しみ、脾を整える

更年期に差し掛かり
体に予期せぬ「揺らぎ」を感じると
私たちはつい焦って

「何か良いもの」を
足そうとしてしまいます。

高価なサプリメント

新しい健康法……。

でも、少しだけ立ち止まってみてください。

あなたはこれまで
誰かのために
家族のために
そして社会のために

もう十分に頑張ってきました。

更年期の不調は
わがままな体からのSOSではなく

「もう、自分を一番に大切にして」
という、体からの切実なメッセージなのです。


1. 嫌なことは手放し、眠りという「薬」を

東洋医学では
更年期は生命エネルギーの貯蔵庫である
「腎(じん)」が少しずつ
目減りしていく時期と考えます。

この時期に大切なのは
頑張って何かを足すことではなく

今のエネルギーをこれ以上
漏らさないための「引き算」です。

気の進まない付き合い
無理な完璧主義
夜更かし。

それらを一つずつ手放して
空いた時間に「質の良い睡眠」を
自分にプレゼントしてあげてください。

睡眠こそ、減りゆく「腎」を
慈しむ最高の養生です。


2. 受付窓口である「脾(ひ)」を整える

「腎」に栄養を届けたくても
その’受付窓口’である
「脾」(消化吸収機能)が疲れていては

せっかくの栄養も素通りしてしまいます。

まずは、温かいものを口にし
よく噛んで、お腹を労ること。

窓口である「脾」が整って初めて
あなたの体は「潤い」を
吸収できるようになります。

自分をすり減らすことをやめ
内側から満たしていく。

それが、一生枯れない体への第一歩です。