なぜ人間は閉経後も長く生きるのか?

閉経したらなんか寂しくなった。
女性として終わった気がする。

そんなことをおっしゃる方も少なくありません。

でも本当にそうなのでしょうか?


私の東洋医学の師匠である
日本漢方薬膳協会理事
堀江昭佳氏の出版記念講演会で
こんな興味深い話がありました。

生物学的な視点で見ると
閉経後にこれほど長い人生が用意されているのは

地球上で人間を含むごく一部の
知能と社会性が極めて高い動物だけ。

それを私なりの解釈で書きます。


多くの野生動物は
生殖の役目を終えれば
その短い一生を閉じます。

しかし、人間は違います。

私たちは単に
「生き延びている」のではありません。

長い歴史の中で
培った知恵や経験を次世代へ
そして周囲へと循環させるために

あえて「生殖を超えて生きる道」
生物として選んできたのです。


閉経は、生命の終わりではありません。

これまでの
「誰かのために自分を擦り減らす時期」を卒業し

これからは
「自分自身大切にし周りを照らす時期」
へと移行するサインです。

いわば、第1の人生から
より精神性の高い第2のステージへの「昇格」なのです。


それなのに
我慢が美徳で育ってきた
昭和世代の女性たちは
あまりにも日常に追われすぎています。

更年期という月日は
あなたが人生の主役になってもいい

そう自分に許可を出す
タイミングなのではないでしょうか?

だから自分のケアをすることは
わがままなのではなく
次なる輝きのための「土台づくり」

なのだと思います。